2015-07-27 :『虐殺器官』アレックス役の梶裕貴さんからコメントが届きました!
■キャラクター・世界観について■
『虐殺器官』というタイトルからして強烈なインパクトを受けました。「生と死」という非常に人間的なテーマが、独特な空気感と緻密な設定の中で生々しく描かれており、架空の物語と簡単には割り切れない恐怖を感じました。アレックスは、クラヴィスと同じくi分遣隊に所属する青年です。敬虔なカトリック信者であり、劇中にも信仰深さがあらわれている台詞が存在します。グルジア語を話すシーンもあり、非常に難しい役でしたが、作品の雰囲気に溶け込めるよう意識してお芝居させていただきました。
■ファンの皆様へ■
アレックスの台詞に「地獄はここにあります」というものがあります。色々な捉え方の出来る言葉ですが、彼にとって、そしてこの作品においてはどんな真意が込められているのか…。
是非劇場で、この言葉の持つ意味を探してみてください。よろしくお願いします。